「後悔」と「不安」の秘密―「想像力」をコントロールせよ!

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「後悔」や「不安」という感情は、人生にはつきもの―

この仮定は、現在の社会において完全に肯定されているように感じる。しかし、それは本当なのか?そもそも、「後悔」と「不安」という感情はどこから生まれるのか。そして、そのような感情が僕たちの生活に与えている"本当の"影響とは。メンタルをコントロールできれば、人生をコントロールできる。答えは、「想像力」にある。

「後悔」と「不安」という感情の源泉

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「後悔」や「不安」という言葉は、いたるところで日常的に使われている。しかし、これらの言葉・概念の背景にある前提については認識されていない。本当のところは、「後悔」という感情は「過去」という概念なしには、そして「不安」という感情は「将来」という感情なしには語れない。現在について後悔したり、現在について不安になったりすることがあるだろうか?絶対にない。つまり、「後悔」や「不安という感情は、「時間」という概念が前提にある。

「過去」と「将来」は存在するか

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それでは、「過去」や「将来」―すなわち「時間」という概念は本当に存在するだろうか?これらは100%リアルなのか?答えは、完全にリアルな概念だとは言えない。例えば、「インターステラー」という映画をご存じだろうか。寿命が迫った地球から人類の火星への脱出を描いた物語で、この映画には「時間」の概念が歪むシーンが多く登場する。例えば、宇宙でのミッションを実行している父親にとっての数時間が、地球に残っている娘の数十年と同じになってしまうシーンがある。これは単なるSFではなく、実際に科学的に証明可能なシナリオである。何が言いたいかというと、僕たちが一般的に思い浮かべる「時間」という概念は、僕たちのイマジネーションが生み出したものに過ぎない、ということ。

「想像力」が様々な概念を作り出す

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このように、僕たちの持つ「想像力」は、様々な概念を生み出している。「過去」や「未来」に限らず、「国」や「人種」などもイマジネーションによって生み出される概念●●に近い。国が存在するのは、国民が「国」の存在を認め、それが他国によって認められるからだ。僕たちが、確実で客観的な根拠があると考えがちな概念たちも、実は人間の想像力が生み出したものに過ぎない。だから、「過去」や「将来」という概念も、「想像力」なしには成り立たない。

「現在」は唯一確実な概念

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「時間」に関して、唯一"リアル"に限りなく近い概念がある。それは「現在」。「現在」は、想像力のサポートなしに存在しうる。見えるし、聞こえるし、触れることもできる。そして、「現在」が僕たちを無用な想像力を生み出すことはない。なぜなら、現在経験することができるから。僕たちが「過去」や「将来」について「想像力」を働かせるのは、経験するための情報に乏しいから。つまり、不完全な情報のもとに成り立っている。僕たちの「記憶」や「予想」が100%正しいことはあり得るだろうか?それに比べて、「現在」は限りなく正確

「現在」への侵攻●●をストップせよ!

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僕たちが「後悔」や「不安」という感情を持つときに起こっていること。それはつまり、「過去」や「将来」という不確実な概念が、「現在」という現実に限りなく近い概念にある意味で"侵攻"しているといえる。「不安」は、ネガティブな感情を先取りしているだけだし、さらに「不安」な感情を生み出すイベントが本当に起きるとも限らない。「後悔」は、ネガティブな感情をお土産●●●にしている。しかも、人間の記憶は不正確で、おかしな主観的な観測が満載だ。このような概念に、最も確実な「現在」という概念が"侵攻"されているのは、果たして正常か。これって、かなり非効率的な感情の使い方なんじゃないか。

「想像力」をコントロールする

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問題なのは、僕たちが想像力をコントロール●●●●●●できていないこと。本来、想像力は人間にとって素晴らしい武器なはず。美しい音楽も、心を打つ物語も、荘厳な絵画も、想像力なしには生まれない。動物の想像力は、明らかにここまでは進化していない。地球上で、人間は最高の想像力を持っている。そんな素敵な能力を、自分自身を苦しめるために使ってどうするのか。メリットはあるのか。無い。想像力の変な使い方はもうやめよう。ポジティブで楽しく、そしてクリエイティブな毎日を送るために、想像力を使っていこう。

Photo by Lucas Benjamin Steve Johnson Mitchell Hollander Elaine Casap Samuel Zeller Bruno van der Kraan Keegan Houser

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