- ケンドリック・ラマー・ダックワーズ
- Kendrick Lamar Duckworth
- 誕生日 1987年6月17日
- 年齢 33歳
- 星座 ふたご座♊
- 出身地 コンプトン、カリフォルニア(米国🇺🇸)
- 職業 ラッパー 作曲家 音楽プロデューサー
- 身長 165㎝
- 未婚 (子供1)
- 関連する組織・ブランド リーボック
🤑ケンドリック・ラマーの純資産は、85億円(2020年現在)。
💰ケンドリック・ラマーの年収は、20億円(2020年現在)。
“ヒップ・ホップ”について
俺は、ブラック・ミュージックなんて書いてない。ホワイト・ミュージックでもない。日常の音楽を作っているのさ。
I don’t do black music, I don’t do white music. I do everyday life music.
ケンドリック・ラマーは、社会的な問題を歌詞に取り上げていることが多い。彼が生まれ育ったロサンゼルスのコンプトンでは、いまだ貧困や犯罪の問題が根強く残っている。ただ、彼自身がアフリカン・アメリカン・コミュニティで育ったからといって、”黒人音楽”を作っている気はさらさらないのだ。シリアスな問題は、世界中にある。何も、特定のコミュニティに限定した問題ではないのだ。
俺にとっての全ては人々をインスパイアすること、人々をよくすること、自分自身を高めること。永遠にね。ラップとヒップ・ホップを通じて。
My whole thing is to inspire, to better people, to better myself forever in this thing that we call rap, this thing that we call hip hop.
ケンドリック・ラマーの歌詞は、必ずしも楽しいものではない。パーティーで流す、アップ・テンポな音楽とは目的が違うのだ。ケンドリック・ラマーは、永遠に人々に影響を与えるマスター・ピースを作ろうとしている。ベートーヴェンやダ・ヴィンチというレジェンドに肩を並べようと、本気で考えているのだ。他のラッパーとは全く異なる目的でラップ・ゲームに参加しているから、全く異なる音楽が出来上がるのだ。
俺の音楽がリアルであれば、どれだけのリスナーを獲得できるかに限界なんてないよ。
As long as my music is real, it’s no limit to how many ears I can grab.
沢山のアーティストは、ファンを獲得するために、自分の心とは関係ない歌詞を書いている。ケンドリック・ラマーは、自分自身にリアルな曲を作れば、絶対に曲が評価されると信じている。
“俺流”を貫くことについて
自分自身の人生を生きよう。正しく生きよう。違いを作る存在になろう。人とは違うことをやってみるんだ。
Live your life, live it right. Be different, do different things.
ほとんどの人は、死を意識することなく生活している。しかし、私たちがこの地球上で過ごす時間には、限りがある。想像してみてほしい。どんな人生を生きたとしても、必ず終わりが来るのだ。それはれっきとした事実だ。しかし、必ずしもネガティブではない。限られた時間だからこそ、自分の思うように使ってみたらどうか。あなたがこの地球上に生まれたのには、意味がある。ケンドリック・ラマーは、そのことを伝えようとしている。
自分自身を愛していなかったら、愛に何の意味があるんだい?
But what love got to do with it when you don’t love yourself?
他人から受ける愛は必要だ。しかし、他人からの承認を求めるあまり、自分自身を見失っては意味がない。ケンドリック・ラマーは、自分の心の中に真実があることを知っている。自分自身の精神を安定させることで初めて、愛を受けることが出来るし、与えることもできる。自分自身を知っているからこそ、自分流を貫き、大きなことを成し遂げることが出来るのだ。
みんな、俺が勝利を収めるのが気に入らないんだろう。トレンドに乗ってほしいと言われても、俺は夢を追い続ける。
Ya’ll don’t want me to win. I’m tryna follow dreams, you want me to follow trends.
ケンドリック・ラマーは、現代では屈指の売れっ子だ。それでも、彼にとってはレコードを売ることが最大の目標ではない。ケンドリック・ラマーは、成功の度合いをレコードの売り上げで測ったりはしないからだ。どれだけ多くの人に影響を与えたか?自分なりの価値観にフォーカスしているのだ。
俺は酒好きじゃない。思索好きだ。
I ain’t a drinker I’m a thinker.
ケンドリック・ラマーは、ドラッグを称賛するメインストリームのラップ・カルチャーとは距離を置いている。薬物中毒だった父の忠告を守り、クリーンな生活を送っているのだ。ケンドリック・ラマーは、ラップに100%フォーカスしている。天性の才能を持った男が365日をラップに捧げれば、誰も敵わないのも無理はない。
“神”について
俺の言葉が、神の言葉ほど強力になることは無い。俺自身は”船”にすぎず、神のプランを遂行しているんだ。
My word will never be as strong as God’s word. All I am is just a vessel, doing His work.
アルバムを出すたびにラップ・ゲームを圧倒する、ケンドリック・ラマー。彼自身が、神の祝福を受けた存在であると考えるのも、無理はないだろう。しかし、彼自身の言葉は、神の言葉に従ったものであると、謙虚さも保っている。人々を高めるという”神のプラン”を、淡々と遂行しているのだ。
人生は、沢山の赤信号で君の行く手をふさぐ。だけど、神を信じ、突き進まなければいけないんだ。
Life will put many red lights in front of you, but sometimes we must push on the gas and trust god.
もし目的地の直前で、信号が赤に変わったら、あなたはストップするだろうか?もちろん、道路交通法は守ろう。でも、”人生”では必ずしもそれが正しい選択とは言えない。あなたに赤信号を表示する人・出来事は沢山ある。考えてみてほしい。そのたびにUターンを続けていたら、果たして目的地に到着するだろうか?もし、この世界を完璧にデザインしている存在がいるとして、それが“神”だったとして…。彼はあなたをサポートしている。さて、人々の赤信号と、神の青信号。あなたはどちらを取るか?人々の声を聴き、Uターンを繰り返すのか?それとも神を信じ、目的地に突き進むのか?
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