15位 ロメル・ルカク 85億ユーロ
- エヴァートン>>>マンチェスター・ユナイテッド
- 2017年
- Romelu Lukaku
- 国籍 ベルギー
- ポジション フォワード
エヴァートンで絶対的な地位を築いたルカクが、ステップアップのために選んだのは赤い悪魔だった。エヴァートンの先輩、ウェイン・ルーニーと同じ運命を辿ることになったベルギー人だが、奇しくも直前にルーニーのエヴァートン復帰が決まっていた。ズラタン・イブラヒモビッチから背番号9を譲り受けたルカクは、ユナイテッド・ファンの期待に見事にこたえた。
14位 ネイマール 86億ユーロ
- サントス>>>バルセロナ
- 2013年
- Neymar
- 国籍 ブラジル
- ポジション フォワード
ブラジルの若き天才に、欧州主要クラブの熱い視線が注がれていた。最終的に残った2つのオファーの中から、ネイマールはバルセロナを選んだ。カンプ・ノウでのお披露目には、ブラジル人選手として最高の5万6500人ものファンが集まった。カタルーニャの地でネイマールは、着実にスーパースターへと成長した。
13位 ハリー・マグワイア 87億ユーロ
- レスター>>>マンチェスター・ユナイテッド
- 2019年
- Harry Maguire
- 国籍 イングランド
- ポジション ディフェンダー
リヴァプールに移籍したファン・ダイクの75億ユーロを抜いて、ディフェンダーとしての最高額の移籍金をマークしたマグワイアの移籍。かつての輝きを失ってしまったレッド・デビルズの立て直しを期待されたイングランド代表は、プレミアリーグの38試合フル出場を果たし奮闘した。
12位 ゴンサロ・イグアイン 90億ユーロ
- ナポリ>>>ユヴェントス
- 2016年
- Gonzalo Higuaín
- 国籍 アルゼンチン
- ポジション フォワード
セリエAのライバル、ユヴェントスへの移籍を果たしたアルゼンチン人フォワード。イタリアのクラブとしては当時最高額の移籍金での加入となった。イタリア最強クラブでタイトルを獲るという野望はもちろんのことだが、ナポリ会長との確執が移籍のきっかけになったという。
11位 クリスティアーノ・ロナウド 94億ユーロ
- マンチェスター・ユナイテッド>>>レアル・マドリード
- 2009年
- Cristiano Ronaldo
- 国籍 ポルトガル
- ポジション フォワード
2000年代最大の移籍は、その後のレアル・マドリードの黄金時代の最も大きなファクターとなったことは明らかだ。20世紀最も偉大なクラブへの移籍という、少年時代からの夢をかなえたポルトガル人は、バルセロナのメッシと並ぶ世界最高の選手に君臨している。ユナイテッド時代には、バレンシアへの移籍が目前になったこともあることが最近明らかになっている。マドリーへの移籍は、彼の下した決断の中で最も正しいものの一つであろう。
9位 エデン・アザール 100億ユーロ
- チェルシー>>>レアル・マドリード
- 2019年
- Eden Hazard
- 国籍 ベルギー
- ポジション フォワード
毎シーズンのように移籍の噂が絶えないアザールだったが、満を持して白い巨人に移籍を果たした。19/20シーズンはわずか1ゴールに終わり、期待に応えたとは言い難い。しかしながら、少年時代からの夢のクラブでの挑戦に駆ける思いは相当なものに違いなく、これからの反撃に期待だ。
9位 クリスティアーノ・ロナウド 100億ユーロ
- レアル・マドリード>>>ユヴェントス
- 2018年
- Cristiano Ronaldo
- 国籍 ポルトガル
- ポジション フォワード
黄金時代を作り上げたマドリードを去り、衝撃的なユヴェントス移籍を果たしたCR7。30代の選手としては史上最高額の移籍金は、彼が成し遂げた功績を考えれば妥当だろう。トリノの老貴婦人への移籍は、レアル会長フロレンティーノ・ペレスとの関係が引き金であったと本人が語っている。堅い守備が特徴のセリエAでも、コンスタントにゴールを重ねるさすがの活躍を見せている。
8位 ギャレス・ベイル 101億ユーロ
- トッテナム>>>レアル・マドリード
- 2013年
- Gareth Bale
- 国籍 ウェールズ
- ポジション フォワード
ベイルの移籍は、当時の最高額を更新した移籍をとして記憶に新しい。故障に泣かされたシーズンも多かったが、19/20シーズンまでに80ゴールを記録している。毎年のように中国スーパーリーグなど他クラブへの移籍が取りざたされており、去就に注目が集まっている。
6位 ポール・ポグバ 105億ユーロ
- ユヴェントス>>>マンチェスター・ユナイテッド
- 2018年
- Paul Pogba
- 国籍 フランス
- ポジション ミッドフィルダー
史上最高額の移籍金で、ド派手な古巣復帰を果たしたポグバ。この移籍でユヴェントスは大きな利益を手にした他、代理人のミーノ・ライオラは27億ユーロの手数料を手にしたという。加入当初はユーヴェ時代の輝きを見せる事が出来ず苦しんだフランス人だったが、現在ではチームに欠かせない存在として君臨している。しかし、相変わらず移籍の噂は絶えない。
6位 ウスマン・デンベレ 105億ユーロ
- ドルトムント>>>バルセロナ
- 2017年
- Ousmane Dembélé
- 国籍 フランス
- ポジション フォワード
若き才能として注目を浴びていたデンベレは、満を持してバルセロナへの移籍を果たした。しかしこれまでのところ、彼が本来の実力を発揮しているとは言い難い。才能に関しても懐疑的な見方も出始めており、最も失敗した移籍の一つとなってしまう可能さえある。
4位 アントワーヌ・グリーズマン 120億ユーロ
- アトレティコ・マドリード>>>バルセロナ
- 2019年
- Antoine Griezmann
- 国籍 ベルギー
- ポジション フォワード
噂の通り、アトレティコを去ることになったグリーズマン。初シーズンは9ゴールとまずまずの活躍を見せたが、古巣時代の活躍と比較すると物足りないと言わざるを得ない。果たして、バルセロナは巨額投資に見合った効果を得ることが出来るのだろうか。
3位 ジョアン・フェリックス 126億ユーロ
- ベンフィカ>>>アトレティコ・マドリード
- 2019年
- João Félix
- 国籍 ポルトガル
- ポジション フォワード
グリーズマンとの入れ替わりでマドリードへやってきたフェリックス。19歳の若き才能への巨額の投資はリスクを伴う。19/20シーズンは6ゴールを挙げたが、現在のところ、グリーズマンの穴を埋めるまでには至っていない。長期的な目線で、成長を待つことが求められているだろう。
2位 キリアン・ムバッペ 145億ユーロ
- モナコ>>>パリ・サンジェルマン
- 2017年
- Kylian Mbappé
- 国籍 フランス
- ポジション フォワード
今考えれば、安すぎる移籍金だったのかもしれない。フランス代表の新星は、パリ・サンジェルマンを欧州レベルの強豪へと引き上げた。19歳の若さでワールドカップを手にした神童は、メッシやロナウドに並ぶ選手になることは間違いないと言っていい。
1位 ネイマール 222億ユーロ
- バルセロナ>>>パリ・サンジェルマン
- 2017年
- Neymar
- 国籍 ブラジル
- ポジション フォワード
圧倒的な史上最高額で人々を驚かせたネイマールの移籍。バルセロナのファンの間で暴動が起きるほど、スーパースターの移籍には衝撃が走った。バルセロナはネイマールを訴えるなど、必ずしも美しい移籍とは言えなかった。しかし、伝統的な名門とは言い難かったパリが、現在はこのブラジル人の活躍で、チャンピオンズ・リーグ決勝まで勝ち進むほどの力をつけている。
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