フリードをフューチャリングしたFunky Fridayは、間違いなくデイヴの最も代表的な曲でしょう。やみつきになるビートは、プロデューサーの169が作成。その音楽にのせて、二人が成功者のゴージャスな生活についてラップします。フリードはUKトラップというジャンルの出身で、この曲はグライムというよりはUKラップのテイストでの仕上がりというべきでしょう。UKシングルチャートでも堂々の首位を獲得しています。 Amazon Music Unlimitedで聴く
100M’s
次は、100M’s。素早いビートが特徴で、正統派グライムの一曲と言えるでしょう。ナイキのサッカースパイク、マーキュリアルシリーズの広告に使用されたことでも有名です。100M’sは、攻撃的な言葉を使うことなく、スターダムにのし上がる自身の熱い心境を形にしています。100M’sのPVですが、途中でシンガーのサム・スミスが出てくるところも注目です。(笑) Amazon Music Unlimitedで聴く
Location (feat. Burna Boy)
最新アルバム「PYCHODRAMA」からの一曲です。初めてこの曲を聞いたとき、マジでしびれました。しっとりとした雰囲気に、完璧なリズム。この曲は全くグライムではなくヒップホップですが、まさにデイヴらしい上品な仕上がりだと思います。成功について語っているのに、どこかもの悲しさを感じさせるのも味わい深いですね。 Amazon Music Unlimitedで聴く
Game Over
2017年のEP「Game Over」に収録された一曲です。この曲で、デイヴは音楽に人生を捧げる決意を語っています。それを象徴的に表しているのが、飲んで騒ぐことが目的の奴もいるけど、奴らとは目指すところが違うんだなって。というような趣旨の歌詞。Game Overというのは、今までの人生と決別し、「ヒップホップというゲーム」で生きていくという意味が込められているはずです。暗い旋律なのに、陰気さを感じさせずパワフルなところが、デイヴらしい。 Amazon Music Unlimitedで聴く
Hangman
人種の問題など、ロンドンで起きていることについて率直にラップしているのがHangman。バックのピアノが、ヒップホップだとは思えないほどクリーンで、情緒的な美しさを表現しています。シリアスな曲も、音楽としてこれほどの完成度にまとめられるのは、並外れたデイヴの才能を感じます。 Amazon Music Unlimitedで聴く
Question Time
Question Timeでは、イギリスや米国の政治に対する意見をラップしています。「Question Time」というのは、もともとはBBCで首相が国民の質問に答える番組です。デイヴはこの曲を通じて、国民が抱えている疑問を提起しています。この若さで政治的なテーマをリリックに持ってくるところも、デイヴの社会的意識の高さを感じます。音楽の域を超えて、様々な領域に影響を与える才能を示す重要な曲でもあります。 Amazon Music Unlimitedで聴く
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