デイヴとは?
UKラップの新星
1998年生まれの新星!
デイヴは、ロンドン出身のラッパーです。
ジャンルは、UKラップやUKグライムに分類されます。
君は、「UKグライム」を知ってるか?イギリス発ラップの新境地。
いきなりですが、「ラップ」という言葉を聞いてどこの国を思い浮かべますか?やっぱり、自由の国アメリカですかね?確かにアメリカのラップもイイんですが… 今、新たに世界のヒップホップシーンの中心に躍り出ようとする国があるんです! それは、「イギリ...
音楽理論に精通する実力派
デイヴの一番の特徴は、幼少期からピアノに親しんできたことによる音楽性の高さです。本人も、音楽理論を学んだことが差局に大きな影響を与えていることを語っています。
また、大学に通い法学や哲学などを学ぶなど、知性派の一面もあります。ヒップホップのメインストリームにありがちな攻撃的な内容に偏るのではなく、ありのままの心情を歌詞にしています。その音楽に対する真摯さが、僕を含む同世代の若者を魅了しているのです!
デイヴの代表曲6選
Funky Friday (ft. Fredo)
フリードをフューチャリングしたFunky Fridayは、間違いなくデイヴの最も代表的な曲でしょう。やみつきになるビートは、プロデューサーの169が作成。その音楽にのせて、二人が成功者のゴージャスな生活についてラップします。フリードはUKトラップというジャンルの出身で、この曲はグライムというよりはUKラップのテイストでの仕上がりというべきでしょう。UKシングルチャートでも堂々の首位を獲得しています。
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100M’s
次は、100M’s。素早いビートが特徴で、正統派グライムの一曲と言えるでしょう。ナイキのサッカースパイク、マーキュリアルシリーズの広告に使用されたことでも有名です。100M’sは、攻撃的な言葉を使うことなく、スターダムにのし上がる自身の熱い心境を形にしています。100M’sのPVですが、途中でシンガーのサム・スミスが出てくるところも注目です。(笑)
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Location (feat. Burna Boy)
最新アルバム「PYCHODRAMA」からの一曲です。初めてこの曲を聞いたとき、マジでしびれました。しっとりとした雰囲気に、完璧なリズム。この曲は全くグライムではなくヒップホップですが、まさにデイヴらしい上品な仕上がりだと思います。成功について語っているのに、どこかもの悲しさを感じさせるのも味わい深いですね。
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Game Over
2017年のEP「Game Over」に収録された一曲です。この曲で、デイヴは音楽に人生を捧げる決意を語っています。それを象徴的に表しているのが、飲んで騒ぐことが目的の奴もいるけど、奴らとは目指すところが違うんだなって。というような趣旨の歌詞。Game Overというのは、今までの人生と決別し、「ヒップホップというゲーム」で生きていくという意味が込められているはずです。暗い旋律なのに、陰気さを感じさせずパワフルなところが、デイヴらしい。
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Hangman
人種の問題など、ロンドンで起きていることについて率直にラップしているのがHangman。バックのピアノが、ヒップホップだとは思えないほどクリーンで、情緒的な美しさを表現しています。シリアスな曲も、音楽としてこれほどの完成度にまとめられるのは、並外れたデイヴの才能を感じます。
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Question Time
Question Timeでは、イギリスや米国の政治に対する意見をラップしています。「Question Time」というのは、もともとはBBCで首相が国民の質問に答える番組です。デイヴはこの曲を通じて、国民が抱えている疑問を提起しています。この若さで政治的なテーマをリリックに持ってくるところも、デイヴの社会的意識の高さを感じます。音楽の域を超えて、様々な領域に影響を与える才能を示す重要な曲でもあります。
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デイヴの代表曲6選のまとめ
いかかでしょうか。
美しいメロディ、内容の深いリリック、そして熱いパッション。
興味を持たれた方はぜひ、デイヴの魅力を存分に感じてみてください。
UKラップを担う次世代のMC、デイヴの時代が来るのもそう遠くない将来のような気がしませんか?
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