仮想通貨のみならず、あらゆる金融の世界的企業を目指すQUOINE(コイン)社の哲学を体現する存在です。
今回はQASH(キャッシュ)について、
この三つの観点から解説していきたいと思います。
QASH(キャッシュ)の基本情報
作者:QUOINE社
QASHは、QUOINE(コイン)社によって製作された仮想通貨トークンです。
QUOINE社が運営する取引所Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)上で利用できる通貨としてスタートしました。
開始年月:2017年11月
QASHが目指すもの
世界中で同じ価格を共有するという目標
「取引所間で同じ通貨の価格が異なっている」という現状を変えようとしています。
この目標を実現するため、QASHはLiqud取引所の独自トークンとして機能しています。
Liquid取引所を世界レベルに!
QASHの知名度を高めて、Liquidの利用者を増やしたいからです。
現在、Liquidは主に東南アジアでマーケットを展開しています。
QASHの成功次第で、欧米やその他の地域でのシェア獲得も視野に入れることができます。
QASH誕生の経緯
法令順守のICOで資金調達
ICOとは、株式発行のようなシステムです。
株式の代わりに「トークン」を発行することで、莫大な資金を集めることができます。
出資者は「トークン」の値上がりにより報酬を受け取ることができるシステムです。
QASHはそのICOに基づき、「QASHトークン」として発行されました。
QASHのICOは日本の法令に準拠しているので、信頼できます。
ベースはイーサリアム(ERC20)
ERC20というイーサリアムの機能を利用することにより、新しい通貨を発行することができます。
QASHは将来的に、イーサリアムから分離して独自の通貨システムを構築する予定になっています。
管理者:QUOINE社
現状、QASHはイーサリアムに依存している状態ですが、最終的には完全に独立する予定になっています。
QUOINE社はQASHを利用した様々な構想を持っており、QASHの命運はQUOINE社が握っています。
単位:QASH(キャッシュ)
そのままです。(笑)
発行方法:全て発行済み
最初のICO時に発行が完了しています。
これから追加の発行はないでしょう。
発行上限:10億QASH
上限はすでに到達しています。
半減期:なし
QASHの特徴
完全な流動性を実現する
「完全な流動性」とは、日本でも米国でもブラジルでも一つの価格で取引できるイメージです。
例えば、
というような、
取引所間の差・国境の差を無くし、活発な取引を促すことを目指しているのです。
Liquid取引所との相性が抜群
仮想通貨誤入金時の手数料の支払いにQASHが用いられるなど、独自の用途があります。
現在、国内の取引所でQASHを買うならLiquidです。
QASH(キャッシュ)の将来性
イーサリアムを卒業し、「QASHコイン」へ進化
独自に開発したシステム上で作動する、「QASHコイン」としての運用を目指しています。
QASHにとって節目になるのは、この「QASHコイン化」の時期でしょう。
現在、2019年ごろに実現するのではないかと考えられています。
Liquid取引所の躍進に注目
Liquidは、「世界中で完全な取引の流動性を実現する」という野心的な目標を掲げています。
さらに、仮想通貨事業だけでなくすべての金融事業において世界の一流企業を目指しています。
2019年には銀行免許の取得を目指しています。
いつの日か、日本のメガバンクと肩を並べる日も訪れるかもしれません。
そんな有望な企業の業績と、もちろんQASHの価格はリンクすると考えられます。
QASHの普及は、Liquidの躍進にかかっています。
まとめ
将来的には、独自に開発したシステム上での運用を目指しています。
また、QASHはLiquidとの関連が強く、Liquidの躍進がQASHの価格に影響を及ぼすと考えられます。
Liquidの目指す哲学に共鳴した方、Liquidに将来性を感じた方。
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