イーサリアムと並び、ビットコインに迫る勢いで成長している仮想通貨、リップル。
この記事では、
リップルの特徴って?
リップルの将来性は?
というような疑問に答えていきます。
リップルの基本情報
作者:クリス・ラーセン、ジェド・マケーレブ
ラーセン氏の方はMBAを取得しており経営に詳しく、マケーレブ氏の方はエンジニア肌です。
ラーセン氏は1960年生まれで、仮想通貨界では比較的ベテランといえます。これまでも沢山のIT企業を立ち上げてきました。
マケーレブ氏は1975年生まれで、彼も2000年代からIT企業の経営に携わっています。
開始年月:2012年
基となるアイデアが考案されたのが2004年なので、実に8年もの年月をかけて開発されたことになります。
運営実績という観点からも、十分な年数だと考えられます。
管理者:リップル、パートナー企業
これは、管理を多数の個人に任せないことによって、手数料・送金速度の効率を上げるためです。
リップルのエンジニアは優秀で、ビットコインの開発から移動した人も多いようです。
信頼できるエンジニアに開発を委ね、サービスの質の向上を目指すのがリップルの狙いでしょう。
単位:XRP(リップル、ザープ)
呼び方はエックス・アール・ピー、リップルやザープがあります。
「ザープ」というのはとても英語的な読み方ですね。
他にも、
という補助単位もあります。
リップルの特徴
送金手数料・速度の効率性
例えば、標準の送金速度では
イーサリアム = 2分
ビットコイン = 66分
と圧倒しています。
送金手数料でも、
イーサリアム = 0.96ドル
ビットコイン = 28.13ドル
と、圧巻の効率性です。
ブロックチェーンではなく、RPCAシステムを使用
このシステムは、あらかじめ決められた企業や組織に取引の是非をジャッジさせる仕組みです。
この仕組みによって、複雑な暗号解析の手間を省きつつ、安全性を保っているのです。
発行上限:1000億XRP
リップルは現時点で管理組織が固定されているので、インフレなどの可能性は低いようです。
やや中央集権的
ブロックチェーンなど、個人が通貨の信用を担保するシステムを採用していないからです。
現在では、リップルが管理する割合が大きいです。
将来的にはマサチューセッツ工科大学やマイクロソフトなど、提携するグループに管理を委ねる予定のようです。
リップルの未来
有力企業と提携
現在ではその効率性の高さから、銀行業務での活用を期待されています。
外貨への両替を仲介する通貨としての利用が研究されています。
このように、様々な価値を媒介するテクノロジーとしての役割を今後果たしていくことが予想されています。
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