洋楽の歌詞は、なかなかアーティストの真意がくみ取れなかったりするもの。今回は、そんなときに役立つサイト、Geniusをご紹介します。
Geniusは、ニューヨーク、ブルックリンに本拠地を置く無料歌詞解説サイト。歌詞検索プラットフォームの主役に一躍躍り出たこのサイトの、便利で楽しい使い方をご紹介します。
Geniusとは?
Geniusとは、”音楽界のWikipedia”である。
歌詞解説プラットフォームであるGeniusは、いわば”音楽界のWikipedia“。コミュニティの参加者が思い思いに歌詞の解説を書き込んでいくサイトです。
2009年にRap Geniusという名前でサービスをスタート。もともとは遊びで始めたプロジェクトでしたが、ラップ好きの間で瞬く間に大流行。そして、有力ベンチャーキャピタルの支援を受けると大きく成長し、2014年からはGeniusと改称。ラップだけでなくすべての音楽の歌詞脚注を手掛ける巨大プラットフォームが誕生しました。
ariana grande was the top artist on genius last month, and it wasn't even close 🤷♂️https://t.co/x4DjIG0hn2 pic.twitter.com/Gh22OPwSPG
— Genius (@Genius) February 5, 2019
Geniusを愛するのは一般のユーザーだけでなく、有名なラッパーからの支持もあついです。エミネムやファレル・ウィリアムスはGeniusに出資し、カニエ・ウェストはGeniusのファンであることを公言しています。
Geniusの使い方
灰色のマーカーが引かれている歌詞にコミュニティの人々が投稿した解説がついていて、それぞれの投稿に高評価の投票ができる仕組み。
高評価を受けたユーザーは、”IQ“と呼ばれるポイントを獲得できます。沢山のIQを集めたユーザーは”Scholar“(学者)と呼ばれていて、私たちは歌詞解説の名人たちをフォローすることもできます。Genius(天才)というサイト名にあやかったネーミングですね。
また、リアルタイムでどれくらいの人数が見ているかや、アルバムや曲のランキングが分かるのも楽しい点です。Geniusのチャートを参考に流行の音楽を見つけるのも良いかもしれません。
Geniusをもっと楽しむ
アプリで快適に
パソコンだけでなく、iOSやAndroidでGeniusのアプリが使えます。
iOS
Android
Apple Musicと連携する
Apple Musicと連携すると、さらに便利になります。Geniusアプリの使用時に、画面下部に表示される再生ボタンをクリックすると音楽を聴きながら歌詞を見ることができます。
音楽を検索する手間が省けますし、Geniusで見つけた曲をApple Musicに追加するのも簡単です。Apple Musicについては、以下の記事を参考にしてみてください。
また、Apple Musicは3か月間無料体験ができるので、気になった方は試してみてください。
Geniusの果てしない可能性
快進撃を続ける歌詞プラットフォーム、Genius。脚注のノウハウを活かせば、音楽だけでなく映画や小説など、様々な分野への進出の可能性もあるかもしれません。
Geniusはアプリでもブラウザでも見やすく、とてもクールなサイトなので、洋楽の歌詞の深い意味が気になった方は利用してみてくださいね。
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